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The Miscellany

脱力おばさんの思い出話やつまらない日常を綴るブログ

あっちに行った知り合いたち

ガラスのドア

あっちに行った知り合いたち

半世紀以上も生きていると、鬼籍に入った知り合いが、けっこういるし、なぜだか、不審死というか、頓死した人も、けっこういるものである。

元気だったあのおばさま

知り合いで、眠ったまま亡くなってしまった女性というのが、1人いたけれど、あの人は、さぞかし驚いただろうというか、死んでしまえば、驚くことも、できないのだが。
そのおばさまは、まだ50代で、がっしりした体格で、背筋はピンとしており、水泳で鍛えているということだった。
それがなぜ、いきなり眠ったまま死んでしまうというようなことになるのか、本当にわからない。
そのおばさまと親しかった別のおばさまが、あの人は、体がボロボロだったのよと、言っていたけれど、そんな感じは、まったくしなかったが、何か大病の経験でもあったのだろうか。
いつも元気で、生命力にあふれている感じの人で。
不思議なものである。

元気だったあのお兄さん

ある人が、家の中で、酔っていたせいだろうが、ガラス戸を割ってしまい、そのときに、上腕部の下の血管が切れて、大出血になって、亡くなったということがあった。
彼は自分で救急車を呼び、救急隊員に「自分でやった」と言ったので、事件性がないということは、わかったから、そういう意味では、幸いだったようだ。
お酒が好きな人で、太っていて、赤い顔をしていた。
しかし、酔ってガラス戸を割ってしまうとは…まあ、それだけの体重があったので、割れてしまったのかもしれない。
上腕部の下の血管というのは、太くて、そして重要なものらしく、切れてしまうと、命に関わるほどの大出血になるらしいから、気を付けなければならないそうである。
が、誰が、家の中でのんびり酒を飲んでいるときに、偶然ガラスを割ったせいで、いきなりあの世へ行くことになるなんて、想像しているだろうか。
まだ30代で、独身だったし、なんの終活もしていたはずはないから、後始末をしないで去らねばならなかったあの人は、いろいろと、やり残したことが、あっただろう。

自分の生き方を貫いたあの人

正月に頓死したあの人は、やはり度を越した酒飲みだったが、彼の場合には、なんとなく、予期をしていたというところも、あったのかもしれないと思う。
捨て鉢な生き方をしていたというか、やることが常識を超えていて、面白い人だった。
あの人に、また会いたいな、なんて思うけれども、もう会うことはない。
もう少し長く生きられるような、妥協した生き方をしてくれれば、よかったのかもしれない。

聞いてみたい

いつか私も、あっちの世界に行くことになるが、そうしたら、あの人たちに会って、「大変でしたねえ、驚いたでしょう、なぜ、そんなことに?」と、聞いてみたいような気がする。
特に、正月に頓死したあの人には、「やだもう、驚いたー、やめてよー」と、さんざんに冷やかしたい気分である。

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