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The Miscellany

脱力おばさんの思い出話やつまらない日常を綴るブログ

心の原点~巣穴のようなあの部屋~

小さな部屋

巣穴のようなあの部屋

六畳の部屋に、大きなロッカー箪笥と、小さなロッカー箪笥と、2人掛けのソファと、小さな丸いちゃぶ台と、ベッドと、小さな本棚と、ドレッサーと、背の高いウッドシェルフのTV台を置いて、暮らしていたことがある。
両開きの洋風の押入れはあったけれど、その中も、洋服などで満杯だった。
小さなキッチンと風呂とトイレがついていた。
キッチンのほうには、冷蔵庫と食器棚を置いていた。
すべてを入れても、広さは20㎡だった。
よくもまあ、あれだけ、家具を詰め込んだものだなあ、と、自分でも感心する。
「巣穴」というのが、適当だろう。
が、わりと快適だったのである。
どうしてなのか、自分でもわからないけれど。

線路のすぐそば

北側に出窓があって、それがちょっと嬉しかった。
出窓というのは、北側でも、あれば明るいのである。
畳の上に、安っぽい薄いじゅうたんを敷いて、暮らしていたから、不潔だったと思うけれど、巣穴の暮らしは、わりと快適だった。
すぐそばに線路の高架があって、かなりうるさかった。
それが、面白いもので、家に帰ってくると、ああ電車の音がうるさいと、しばらくの間は思う。
が、そのうちに、その音を無視できるようになるらしく、気にならなくなるのである。
あれは、どういうヒトの能力によるものかと思うと、かなり面白い。
その部屋には、8年くらい住んだかな。
引っ越してからは、通勤の電車から見えるので、次の住人が住んでいるのだなあと思いながら、複雑な気持ちで、見つめていた。
洗濯機は外にあり、玄関横だったから、壊れやすいし、冬は寒いのである。

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