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The Miscellany

脱力おばさんの思い出話やつまらない日常を綴るブログ

世代とコーヒー~インスタントからエスプレッソへの道~

エスプレッソコーヒー

世代とコーヒー

亡父はよくコーヒーを飲んでおり、家族で帰省する新幹線の中でも、コーヒーを買って飲んでいたのを覚えている。
その時代の、新幹線の中で飲むコーヒーなんていったら、インスタントに決まっていた。
美味しいわけはないのだが、とにかくコーヒーなら、よかったのだろう。
実家での「朝の匂い」というのは、インスタントコーヒーのぷんとしたチープな香りと、食パンの焼ける匂いだったものである。
父は、生育環境からは、どこにも関連性が見つからないというのに、朝は必ず洋食で、和食を食べていたことは、一度もない。
どうしてなのかって、まあ、アメリカ人の真似をすれば、力がついて、豊かになれると、思ったのかもしれない。ほかには、理由が思いつかない。

フィルター抽出時代から、圧抽出時代へ

子供の頃は、いろんな食べ物や飲み物を禁止されていて、コーヒーを飲むと、背が伸びなくなると言われ、飲ませてはもらえなかった。
自分でコーヒーを入れて毎日飲むようになったのは、たぶん、20歳ころからで、それでも、インスタントコーヒーは、大嫌いだった。
あのチープな味と香りには、耐えられなかった。
自宅にコーヒーメイカーを買ったのも、たぶんそのころだろう。
フィルターで入れるコーヒーというものを、20年くらい飲んでいたが、30代の後半に、流行りのスターバックスを飲むようになってからは、圧で出したコーヒーのほうが、渋みや苦み、特に酸味が少なくて、美味しいなと思うようになった。
フィルターで淹れたコーヒーを飲んでいる間は、わりあいと、酸味の強いコーヒーが好きで、コロンビアなどをよく買っていたが、エスプレッソを飲むようになってからは、コーヒーに酸味は不要だと、思うようになった。
40を過ぎてからは、デロンギのエスプレッソマシーンで、毎日飲むようになった。
そうなるともう、フィルターで淹れたコーヒーは、飲めず、そういうものを最後に飲んだのは、いつだったのか、思い出せない。

進化したのか?

父が飲んでいたチープなインスタントコーヒーから、デロンギのエスプレッソに進化したということは、ひとつ、世代をまたいで、進歩をしたということに、なるのかもしれない。
しかし、父は、どうしてあんなにコーヒーが好きだったのか、よくわからないけれど。

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