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The Miscellany

脱力おばさんの思い出話やつまらない日常を綴るブログ

元気な60代70代と、困った方向性の話

初秋の森

元気な壮年たちと、困った方向性の話

ネットというのは、物言えば唇寒しなところなので、みんな、賢くなって、だんだん、無難なことしか書かなくなってくる。
うちのペットが可愛い、とか、どこの景色はきれいだった、とか、どこの店の何は、絶品だ、とか。
それは、正しい。
現実の世界の厄介ごとだけで、じゅうぶんなのに、ネットでまで、余計な厄介ごとを背負いたくなんかは、ない。
普通の人は、そういうものだ。
そんな余裕は、ないというほうが、普通なんだから。

余裕があるそのわけは

が、「余裕がある人」というのも、いるのである。
今の60代以上というのは、それほど苦労をした世代ではなく、そして、けっこういい思いをしてきた、という世代だろう。
就職には困らず、給料はどんどん上がった、というような。
会社では、普通にしていれば、どんどん出世できた、みたいな。
婚活などをしなくても、なんとなく、結婚できて、子供もできて、お父さんになった、と。

方向性の問題

だからたぶん、そんなに疲れていないのである。
ゆえに…まだ元気。
「もうさんざんがんばって、人生には疲れたから、ゆっくり休みたい」とか、そういう感じでは、ないのである。
そういう人たちは、何をするかというと、まだ、何か、世の中のために役に立とうと、する。
それはいいんだけど、「方向性」がおかしくなる人も、いて、そういう人たちを、よく見ると、だいたい、60以上で、隠居生活だったりするのである。
まだ元気だから、何かしたい。 ほかにすることがあれば、そっちに集中するのだろうが、中には、忙しい世代ができないぶん、ネットで政治活動をしてあげようとか、そういうふうになってしまう人も、いる。
それが、自分の使命だと、思ってしまう。
困ったことである。

たまたま、いい時期に生まれて、苦労を知らないというだけ

その人たちが、わりと、トントンと人生を歩んでこれたのは、別に「韓国」とは、関係はない。
「中国」とも、「北朝鮮」とも、関係はない。
たまたま、いい時に生まれた、という話である。
ツイていたのだ。
そして、今の若い世代が、トントンとは行かなくなったのは、それらの国の「せい」では、ないのである。
が、なぜだか、「それらの国のせいだ」と、思ってしまうらしい。
若者がだらしない、おまえらもっとしゃんとせいと、カツを入れるというのでも、なく、ボクたちがいけなかったのかな、どこがいけなかったのかなと、反省をしてみる、というのでも、なく、ただ「それらの国のせい」に、してしまうのである。
それは、そのほうが、ラクだろう。
よその国のせいにしていれば、誰からも、文句は言われない。
同世代からも、上の世代からも、下の世代からも。
だから、あなたがた、ラクなほうにばっかり、流れるんですねえと、嫌味のひとつも、言いたくなってくる。
まあ、そういう時期に生まれて、世の中というのは、右肩上がりが当たり前だと信じていて、苦労を知らないのだから、そうなってしまう、というものなのかもしれない。

そのひとつ上の世代は

亡父は、50歳を過ぎたら、それまでの無理がたたって、あとは、闘病に明け暮れるだけで、70まで生きられずに、死んだ。
それは、彼の人生を、振り返ってみれば、そうなるだろうな、というふうである。
友人のお父さんも、60歳を少し過ぎた頃、末期の癌だったことが判明し、すぐに亡くなってしまった。
そのお父さんのそれまでの人生も、かなり、壮絶な感じであった。
今の60歳以上というのは、そういう人とは、違う。
元気だから、困るのである。
いや、元気でも「方向性」が間違っていなければ、元気なほうが、有難いには、決まっているのだが。

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